MySQL・PostgreSQL の CREATE TABLE 文を生成
DDLBuilder で設計を開始し、以下の手順で最初のテーブルを作成します。既存の SQL がある場合は、SQL のインポートと解析から始めてください。
このガイドでは、初めて DDLBuilder を利用するユーザー向けに、数分で最初のテーブル構造を設計し、高品質な建表 SQL や ORM コードを生成・取得する手順を解説します。
例:MySQL のユーザーテーブルを生成
id を主キー、email を必須かつ一意、display_name を NULL 許容として定義します。次の SQL をインポート例として使えます。
CREATE TABLE user_account (
id INT NOT NULL,
email VARCHAR(255) NOT NULL,
display_name VARCHAR(100),
PRIMARY KEY (id)
);
CREATE UNIQUE INDEX uk_user_account_email ON user_account (email);- DDLBuilder で MySQL を選び、「SQL インポート」に例を貼り付けます。
- プレビューの 3 カラム、
idの主キー、emailの一意インデックスを確認して取り込みます。 display_nameの長さを150に変更し、生成 DDL がVARCHAR(150)になったことを確認してコピーします。
出力では整形、識別子の引用、インデックス文の位置が変わる場合があります。型、NULL 許容、主キー、一意インデックスの意味を確認してください。データベースを切り替える場合は型とデフォルト値の互換性も確認します。ツールはデータベースに接続せず、SQL を実行しません。
関連テーブルは SQL から ER 図、アプリ用コードは SQL から ORM モデルを参照してください。
概要
データベースごとの方言に合わせた SQL の手書き作業から解放されます。視覚的な Web インターフェースを通じて、テーブル設計、制約設定、インデックス定義を行い、精度の高い建表 DDL、権限 DCL、ORM モデルコード、ビュー/Routine の雛形をリアルタイムに生成できます。
操作手順
1. データベース方言と基本情報の設定
- テーブル設定ヘッダーで対象のデータベースタイプ(MySQL、PostgreSQL、Oracle、TiDB など)を選択します。
- テーブル名(例:
user_account)と表示名(日本語名)(例:ユーザーアカウント表)を入力します。 - Schema Name(任意): スキーマ/名前空間をサポートするデータベース(PostgreSQL、Oracle、SQL Server など)では、スキーマ名を入力すると
schema.tableの修飾名形式で SQL が自動生成されます。
テーブル名の入力ルール
テーブル名 入力欄には純粋なテーブル名のみを入力してください。スキーマを指定する場合は、専用の Schema Name 欄を使用し、テーブル名欄に直接 schema.table と入力しないようにしてください。
2. フィールド(カラム)と制約の定義
- 「フィールド設定」テーブルで、フィールド名、日本語名、データ型を1行ずつ追加・編集します。
- 業務要件に応じて、NULL 許容(
NOT NULL/NULL)、デフォルト型(定数、現在時刻、UUID など)、デフォルト値を設定します。 - 右側の「建表 DDL」出力パネルがリアルタイムに更新され、対象方言に準拠した SQL がプレビューされます。
3. インデックス、権限、詳細オプションの設定
- インデックス設定: 主キー、一意制約(ユニークインデックス)、複合クエリインデックスをすばやく追加し、検索性能を担保します。
- 権限設定: 権限を付与するユーザーやロール名を入力し、対応する
GRANT文(DCL)を自動生成します。 - 外部キー・その他設定: 必要に応じて、ストレージエンジン、文字コード、照合順序、テーブルスペースなどを設定します。
4. テーブルブループリント(テンプレート)の活用(任意)
標準的な業務テーブル(ユーザー、注文、ログなど)を作成する場合は、上部ツールバーの表ブループリントからテンプレートを選択してワンクリックで適用し、必要に応じてカスタマイズできます。
5. 既存構造のリバースインポート(任意)
既存の SQL スクリプトやデータファイルがある場合は、上部のSQL インポートまたはデータインポート(CSV、Excel、JSON Schema)をクリックすると、フィールドや型、インデックスが自動解析されて反映されます。
6. コードのコピーとエクスポート
- 右側の出力エリアでDDL コピーまたはDCL コピーをクリックし、SQL をクリップボードにコピーして利用します。
- ORM タブに切り替えると、Prisma、TypeORM、SQLAlchemy、GORM、JPA などのモデル定義コードをエクスポートできます。
- ビュー/Routine タブでは、ビュー定義やストアドプロシージャ、関数、トリガーのコード雛形を取得できます。
7. 保存とマルチタブ管理
- テーブル名の横にある保存アイコンをクリックして名前を付けて保存すると、「保存済みテーブル」ドロワーからいつでも再読み込みできます。
- ワークスペースは複数タブの並行編集に対応しており、各テーブルを独立して安全に管理できます。
ユーザー登録とメール認証(任意)
ローカルでの設計にログインは不要です。アカウントのワークスペースを同期する場合は、右上の登録画面でメールアドレスとパスワードを入力します。
- 登録後、メールに記載された 6 桁のコードを認証ダイアログに入力または貼り付けます。
- コードの有効期限は 10 分間です。認証に成功すると自動的にログインします。
- メールが届かない場合は迷惑メールフォルダーを確認してください。60 秒のカウントダウン終了後に再送し、最新のコードを使用します。
登録時の CAPTCHA は不要です。既存アカウントでメール未認証と表示される場合も、認証ダイアログで確認できます。対処方法はよくあるエラーを参照してください。
完了の確認
- [ ] 右側の出力エリアに、構文エラーのない完全な
CREATE TABLE文が表示されている。 - [ ]
Schema Nameを設定した場合、DDL/DCL にスキーマ修飾テーブル名が反映されている。 - [ ] コピーボタンを押した際に「コピー完了」の通知が表示される。
- [ ] 「保存済みテーブル」一覧に保存したテーブルが表示されている。
注意事項
データベース方言の切り替え
設計の途中でデータベースタイプを変更すると、データ型のマッピングや構文ルールが新しい方言に合わせて再計算されます。作業開始時に対象データベースを確定しておくことをお勧めします。
- ログインとクラウド同期: 未ログイン時は現在のブラウザローカルストレージにのみ保存されます。右上のアカウントからログインすると、複数デバイス間でリアルタイムに自動増分同期されます。
- 未保存の変更: 未保存の変更があるタブを閉じる際には保存確認ダイアログが表示され、作業内容の誤消失を防ぎます。